世の中には、多種多様の癒し方/ヒーリング手法があり、どれにも効果があると思いますが
こちらに自分自身で根本から解決できる方法(自己ヒーリング)をお伝え致しますね。
千光のセッションの手順です。
HPにご縁を下さりご訪問下さった方への感謝として公開いたします。
宇宙で最強の本当のカウンセラー/ヒーラーは、究極的には自分自身なのです。
まず一度、勇気を出してご自分で、ご自身のインナーチャイルドを癒してみませんか?
「そうは言っても、不安だわ…」と思われる方は、自分自身との向き合い方の参考資料として
お読みくださると幸いです。
インナーチャイルド/アダルトチルドレン とは?
『インナーチャイルド』とは、「心の内側に存在する子ども時代の傷ついた自分の心」です。
大人になっても変わらないまま続いている、幼少期の記憶/心情/思考パターン/習慣/未解決の感情/イメージ などを意味し、ネガティブな意味で使われることがほとんどです。
本来の自分を押さえて生きることの根本的な原因です。
この頃の生活環境(いつも親兄弟姉妹に叱られて/愛されなかった、学校で先生や友達に無視されていた/笑われた、等)や、
また周囲の人にとっては悪氣が無くて、何氣ない些細な“たった一言“であったとしても
純粋な子どもの心は、傷ついている場合が少なくありません。
そして、解放できなければ、幼少期の辛い記憶や経験を氣付かないまま潜在意識に
ネガティブな思い込みや想念として保持してしまいます。
大人になっても、「~じゃないとだめ」「~しきゃいけない!」「どうせ…」と、自他共に追い込んだり、
不安や焦燥感、自己否定/批判、焦ったりしてしまいますが、心当たりはありませんか?
一般的に人は年齢を重ねると共に、思考や行動が成熟し、
対人関係も上手くできるようになって社会生活を営められますが、
「三つ子の魂百まで」という諺にもあるように、
その後の数十年にわたる人生に、望ましくない影響を大きく与え続けてしまいます。
その後の人生が決まってしまうと言っても過言ではありませんので、
もし周囲に幼いお子さんがいる場合は、言動に注意を払ってください。
(もちろん、中には、幼少期の辛かった環境や体験をバネ/原動力として、大人になってから成功されている方もいらっしゃいますが…。)
また、特定の場所や人物、作業について強いトラウマや抵抗感を覚えるなど、
対人関係にも支障をきたし最終的に、人付き合いが苦手/面倒となってしまいます。
例えば、心に傷を負ったままの状態では、下記の様な望ましくない状況を引き起こしてしまいます。
- 怒られ、けなされる、虐げられる、毎日だった
- ➡自分に自信が持てず、何をやっても「自分はダメだなあ~」と思わざるを得ないような結果や失敗ばかり繰り返す
- ➡自己嫌悪に陥る。
- ➡自己嫌悪に陥る。
- 自分の言いたい事/考え/意見などを言えなくなる。会話が苦手になる。
- ➡自分を見失い、好きなこと/やりたいことが 解らなくなる。
- ➡自分を見失い、好きなこと/やりたいことが 解らなくなる。
- 「他人は自分を傷つける存在」と思い込み、人との関わりを避けてしまう。
- ➡「自分は嫌われている」という前提で、なかなか相手と打ち解けられない。
- ➡親友や恋人ができても、裏切られる/去っていくと言う不安が常にある。
- ➡このような猜疑心/人間不信感が相手を不快にさせ、破綻を迎えてしまう。
- ➡人間関係の失敗を繰り返して、対人恐怖症が強くなる。
- ➡人間関係の失敗を繰り返して、対人恐怖症が強くなる。
- ➡このような猜疑心/人間不信感が相手を不快にさせ、破綻を迎えてしまう。
- ➡親友や恋人ができても、裏切られる/去っていくと言う不安が常にある。
- ➡「自分は嫌われている」という前提で、なかなか相手と打ち解けられない。
- ➡また怒られるのでは?と言う恐怖から無意識で周囲の顔色を見て、つい相手に合わしてしまい、不本意な妥協ばかりの人生になってしまう。
- ➡「自分さえ我慢すれば丸く収まる」と我慢や自己犠牲をしてしまう。
- ➡「謝れば許してもらえる」という思考回路がしみついてしまう。
- ➡すぐに「自分が悪い」と思い込み謝罪をしたり、責任を取ろうとしたりします。
- ➡氣が付けば責任を押し付けられる、全く非が無いのに悪者にされて損をしがちです。
- ➡早く他者とのトラブルの場から逃げ出したいと考えてしまう。
- ➡事態の根本的な解決にならず、苦しみと不安が続く。
- ➡事態の根本的な解決にならず、苦しみと不安が続く。
- ➡自分に自信が持てず、何をやっても「自分はダメだなあ~」と思わざるを得ないような結果や失敗ばかり繰り返す
- 親から、十分に愛されず/褒められず/認められず/放置されて/無関心で 育ったと感じている。
(親は愛情をかけたつもりでも子供心には愛されなかったと、勘違いや誤解をしていることもある)- ➡愛の欠乏感から他人に愛情を求めすぎたり、依存症になったりする。
- ➡恋人へのメールに即返事がないと、悲しみ/不安/イライラから、冷たい態度をとってしまう。
- ➡恋人へのメールに即返事がないと、悲しみ/不安/イライラから、冷たい態度をとってしまう。
- ➡上手な甘え方を知らず、最初から何も求めないように心がけ、またそれが正しいと思っている。
- ➡相手が、「あなたから信頼されていない/水臭い」と思われて相手が距離感を感じてしまう
- ➡無意識で人間関係を壊してしまうのです。
- ➡無意識で人間関係を壊してしまうのです。
- ➡相手が、「あなたから信頼されていない/水臭い」と思われて相手が距離感を感じてしまう
- ➡「どうせ私なんか誰からも愛されない/大切にされるはずがない」と思い込む
- ➡交際相手や配偶者が外面はいいのに、DVや浮気をされる。
- ➡孤独になることが多く、またそうすることを選んでしまう。
- ➡不足感(愛されたい/周囲から氣にかけて貰いたい/認められたい、等)を満たすためについがんばり過ぎる/いい人を演じてしまう/他者優先 等を生きて疲れてしまう。
- ➡要求が全く通らず、満たされなかった心の飢えの反動から他人を支配しようとします。
- ➡無理な主張をして集団内で疎まれたり、誰かと共依存的な関係を築いてしまう。
- ➡無理な主張をして集団内で疎まれたり、誰かと共依存的な関係を築いてしまう。
- ➡親ぐらいの年齢層の異性と不倫を繰り返してしまう。
異性の親への怒りから、親の代わりに異性に性的虐待をするようになる。 - ➡自己否定が強く自分を好きになれない、愛せない、大切にできない
- ➡自信が持てない、自己価値が低くなる。
- ➡自他共に愛し方が解らない
- ➡心の置き場所/自分の居場所がなく、落ち着けず精神的に不安定になる。
- ➡自己否定、自己嫌悪の状態になる。
- ➡愛の欠乏感から他人に愛情を求めすぎたり、依存症になったりする。
この様に、心に傷を負ったままの状態では、望ましくない状況を引き起こしてしまいます。
インナーチャイルドが抱えている不要な思い込みと感情を丁寧に癒し解放すれば、問題が改善し人生が望ましく好転して行くようになります。
『アダルトチルドレン』とは、子供時代に家庭内で親の喧嘩や離婚などのトラブルがあり、トラウマを持ったまま、上手に成長できなかった大人を指します。
つまり子供の頃に氣を使い、本来の自分を押さえて(=自分を傷付けること)本来とは違う自分を演じたり、大人のように振る舞ったり(その傷が癒さないまま)し続けてきたことで、大人になって生き辛くなっています。
*アダルトチルドレンのタイプ
ヒーロー | 英雄 | 何らかの能力に秀で家族の期待を背負う子 |
スケープゴート | 犠牲の山羊 | 家族の中の問題児役 |
ロスト・ワン | 忘れ去られた子 | 存在しないかのように息を潜めている子 |
ブラケーター | 慰め役・小さなカウンセラー | 辛そうな家族に寄り添う子、母娘関係に多い |
クラン | 道化役 | 家族に笑いをもたらそうとする子 |
イネイブラー | 支え役・偽親 | 親のようにお世話をする子、女性に多い |
彼らは、コミュニケーションが苦手/感情のコントロールできない/精神年齢が低い/対人関係での適切な距離感が取れない、などの生き辛さや社会生活に悩んでいることが、少なくありません。
インナーチャイルドを癒やすことは、アダルトチルドレンを癒す1つの方法です。
アダルトチルドレンとは、「自分を守る為に自分を偽って生きること」で、それによって「傷ついてしまった心のこと」を、インナーチャイルドと言います。
自分はアダルトチルドレンではないかと感じている方にも、インナーチャイルドを癒すと何らかのメリットがあります。
インナーチャイルドを癒すメリット
インナーチャイルドの存在すら氣が付かない方が少なくないのですが、インナーチャイルドを癒さずに放置したままでいると、負の過去の出来事や抑圧された感情、思考パターンに捉われたままとなります。
生き辛さの根本原因ですから、いつまでもあなたを、自由に思い通りに生きにくくします。
更に、自分の子どもにも影響するような負の連鎖が続く可能性もあります。
逆にインナーチャイルドを癒すことは、過去を解放し思い込みによる自己制限などを手放し、自分を認められるようになります。
本来の自分を取り戻し、心が安定して生きやすくなり、仕事や恋愛にも良い影響が出てきます。
引っ込み思案や取り越し苦労などが無くなり、今や未来について、落ち着きを伴い前向きに考えられるようになります。
インナーチャイルドを癒し得られる変容の具体例
①自分の中の禁止令や高いハードルが無くなり、考え方に柔軟性がでてくる
ネガティブな行動パターンや、自他共に対する「(望まないことを)しなければならない」「(やりたい事/好きなこと)をしてはいけない」、などのルール/枠が外れます。
➡今まで、一つ一つ氣になっていた相手のしぐさや言葉など氣にならなくなり、円滑で上手く人間関係を構築できるようになります。
➡誰に遠慮することなく、将来の夢/希望の実現化に歩み始められるようになります。
➡新しいことに挑戦するハードルが下がり、チャレンジ精神が芽生え、前向きに物事を考えられるようになります。
②家族などへの怒り/不満/憎悪/痛みが消えて、心身ともに、楽に/軽やかになる
家族などへのネガティブな感情が薄くなったり消えたりすると、今度は家族などからしてもらった良いことも思い出せて、愛されていたことを理解し感じられるようになる可能性があります。
逆に、家族などからしてもらった良いことを沢山、色々と思い出すことで、愛されていなかったと言う誤解/勘違いなどが解けて、愛されていたと解り家族などへのネガティブな感情が薄くなったり消えたりする場合もあります。
➡憎悪から解放されると心は楽になり、恋人や友人を作れるようになります。
➡友情や結婚への不安/不信も消えていきます。
③自分の真の願いや夢が解り、迷いがなくなる
インナーチャイルドが癒されていないと、幼少期に叶わなかったもの/満たされなかったことを、大人になって追い求め、叶えようと原動力にしていることが少なくありません。いつまでも執着に近い夢や幻想を追いかけ続けることは、本来の人生の目標から遠ざかり、自分の能力/時間/お金を無駄にしかねません。
インナーチャイルドを癒すと、幼少期の渇望感に見切りをつけられます。
➡本当にやりたいことが見つかり、チャレンジできる。
➡幼少期の夢と異なっても、大人になってからの夢に精一杯取り組める。
④罪悪感や偏った思考から解放され、自由に思いを表現できる
インナーチャイルドを癒すことで、これまでずっと抑えてきた思考/感情/制限/罪悪感を
解放できます。
誰かに押し付けられた「~~するべき、であらねばならない」と言う思考や、「愛されたい」「甘えたい」などの感情や、「甘えてはいけない」という禁止令、「自分にはできない、幸せに離れない」などの思い込み/自己制限、「~~出来なかった自分を許せない」等の罪悪感を手放すことが出来ます。
➡素の自分にもどり、「こうしたい」というありのままの自分を認められる。
➡自分に嘘をつかなくてすむ、無理ながんばりもしなくていいと解る。
➡これまで氣づかなかった可能性が見えてくる。
➡自分らしく自由にのびのびと楽しく生きられるようになる。
⑤自尊心や自己肯定感/自己評価が高まる
➡失敗や裏切りに対する不安や恐れが消えて、取り越し苦労をしなくなります。
➡失敗しても傷つかないし、心が折れない。
➡どうすれば良いのか?と前向きに解決策を考えられるようになる。不屈の精神と活力が自然とみなぎってくる。
➡周りの目が氣にならなくなり、自分の正直な声が聴こえるようになる。
➡やりたい事/何事にも、好きなだけ積極的に/素直に/真剣に取り組めるようになる。
⑥負の連鎖が止まる
我が子を虐待するニュースが後を絶ちませんが、幼少期に親にされた嫌なことを、無意識で自分の子どもにしてしまうことがあります。
誰もが「酷いことを自分が子供に繰り返すなんて…信じられない、どうして…?」と、
不思議に思いますが、インナーチャイルドが癒されないでいると、思わぬ行動に出てしまうのです。
(もちろん、「自分がされた嫌なことを決して子供にはしない!」と言う強い意志で負の連鎖を断ち切ることも可能です。)
“傷つき苦しく悲しみを背負ったインナーチャイルド”を自分の子どもにも引き継がせないためにも、自分のインナーチャイルドを癒すことが重要です。
インナーチャイルドの癒し方とそのポイント&注意点
インナーチャイルドの傷が深い場合、癒しの作業には時間が必要となります。
継続的で慎重な心のケアが大切ですので、ポイントをまじえながら手順をお伝えします。
まずは、問題点(何かに遭遇したときの感情や想い癖、起きてしまう身体の反応)をしっかりと見つめます。次に、同様の問題が起きた一番古い過去(幼少期)に遡り、当時の幼い自分を目の前にイメージし様々な角度から眺めて癒していきます。
①インナーチャイルドには、無条件の愛で、肯定的に全てを受け入れながら対話をして下さい。
インナーチャイルド(幼少期の自分)と向き合うということは、自分自身の深層心理を客観的な視点を持って観察し、理解していくことになります。
インナーチャイルドは、他ならぬ自分自身で自分の一部です。
インナーチャイルドがどんな姿や表情、言い分であっても、インナーチャイルドを消そうとか、否定しないで本音を聴いてあげて下さい。
「そうかぁ~…、そう思ったんだね~解るよ~」などと、全肯定的に受け入れ認め、ひたすら愛と感謝と優しさで語りかけましょう。
幼心での決断は、必死に考え抜いたことで、決して楽ではなく辛かったはずです。
「母親を守ろう」「自分さえ我慢すれば良くなる…」と自分を押し殺して頑張ってきたのです。
決して、今の大人のあなたの判断で、「そうじゃないでしょ?早く返事して!あなたが間違っているのよ」等とインナーチャイルドに批判や否定、口論/喧嘩/説教/反論したり叱りつけたり、 笑ったりしないで下さい。
純真で頑張っているインナーチャイルドに、熱心/丁寧に耳を傾け優しく抱きしめましょう。
②インナーチャイルドの表情、服装、動き、反応や、いる場所の背景の様子なども、細かく注意を払って観察して下さい。
語りかけてやり取りしていると、インナーチャイルドの表情や動きなどが変化してきます。
例えば、
- 先ほどまで泣いて下向いていたのに、明るくなって元氣よく走って行った。
- 話しかけても目が合わず落ち着かない様子だったのに、ちゃんと目が合ってゆっくり話しだした。
- はじめは怒っていたのに、「そっか~もういいよ~」と落ち着きだした。
(この時、本当にスッキリ納得した感じなのか、我慢して無理に言ったのか?を見極めて下さい) - 最初は汚れた服を着ていたのに、氣が付けば花柄の可愛いワンピースに変わっている。
- 最初は暗闇の中で膝を抱えて座っていたのに、徐々に周囲が明るく水色っぽくなってきた。
- 最初は人間ではなく、ゴツゴツした恐竜のような顔だったのに、最後にはちゃんと少女の顔になって輝いた。
等の場面に出会うかもしれません。
驚いたりせずに冷静に落ち着いて、インナーチャイルドとの対話を進めてください。
③インナーチャイルドに質問するときは、解りやすく、シンプルで、短い質問にしましょう。
インナーチャイルドは、傷ついた幼い子供です。
複雑でややこしく長い質問をしても返答に困るかもしれませんね?
ましてや、傷ついて苦しんでいる子に、辛い出来事について語らせるのですから、①②をふまえて焦らず、ゆっくり優しく語りかけて質問をして下さい。
インナーチャイルドが返事に困ったり黙り込んだりしても、怒らずに待って安心させてあげましょう。その質問をいったん横に置いて、違う話題/質問に変えるのも良いでしょう。
語りかけの流れの例です。あなたの心にピッタリくる言葉に置き換えて下さって結構です。
1.「何があったの?」「どうして、そうしたの?」
★誰に何をされたのか、どこで何が起きたのか、どんな状況におかれていたのか、何をしたのか?を尋ね、一体どんな体験をしたのかを確認しましょう。
2.「その時、どう思った/感じたの?」
★インナーチャイルドにとっては、誰にも氣づいてもらえずに、ずっと放置されたままで苦しく悲しんでいた部分です。真摯な態度で向き合い、丁寧に扱いましょう。
インナーチャイルドの返答の後には、
「そう思ったんだね~悲しかったね、辛かったよね、怖かったね…誰だってそう思うよね~」と完全に理解したことを優しく伝えましょう。決して聞きっぱなしのまま放置しないで下さい。
インナーチャイルドは、自分の思いが伝わり理解されたことで安心するでしょう。
そして、目の前の大人のあなたを信頼するようになり、心を開いて話してくれるはずです。
時として、インナーチャイルドが「あなたなんかに解るはずがない!」「あっちへ行って!」と怒りをあらわにする場合もあるかもしれませんが、終始、『聞き上手』に徹して下さい。
ここでは、インナーチャイルドの心の傷を通して、ずっと抑圧されていた感情を知って出し切り、受け止めることが大事です。
感情を解放させることがインナーチャイルドの癒しとなり、本来の自分に戻って行くことができるのです。
インナーチャイルドが、過去に囚われて傷ついたままでいることは、必要のない無意味なことであると、インナーチャイルドに理解してもらいましょう。
辛い状況から解放させ/終了していいことを、インナーチャイルドが理解できたら、次のステップに進めます。
自分自身を大切に尊重し丁寧に接することが、真の癒しのスタート/基本です。
悲しみの中で、辛い気持ちや想いなどを返答して/話してくれたインナーチャイルドに、今日までの頑張りや我慢に対する労いと、感謝の言葉も、愛を込めて心底から伝えましょう。
ここは長くても構いません。この言葉によって、インナーチャイルドは癒されます。
「いろいろと話してくれて/教えてくれて、ありがとうね。良~くわかったよ。
〇〇ちゃんは何も悪くないよ~本当にその時は大変だったね・・・
今までずっと本当によく我慢して耐えてきたね・・・。
〇〇ちゃん(当時の自分の呼び名)、すごいな、偉いなあ~きっと、誰にもまねできないよ、、、
〇〇ちゃん本当にありがとう。がんばり抜いたね。偉かった、偉かったね~
強い/優しい/愛一杯の/頑張り屋の/しっかり者(インナーチャイルドの告白から感じた長所)の〇〇ちゃんが居てくれたからこそ、今のわたしがこうして存在して居られるんだよ。
〇〇ちゃんだからこそ、乗り越えられたんだよ。
だけどね、もうそんな、我慢/心配/恐れ/がんばり(インナーチャイルドの状況に応じた言葉など)を、しなくてもいいんだよ/いいからね~。今日でそんな辛いことはおしまいにしようね」
この、自分を認め労い感謝することは、本当に重要なところです。
幼い自分であるインナーチャイルドに、愛をこめて感謝を伝えると言うことは「自己愛」の目覚めでもあります。
3.「じゃあね~、どうして欲しい/したいのかな?遠慮しなくていいからね、教えてくれる?」
★本当は、どのように思われたいのか/されたかったのか、などの望みを尋ねます。
例えば、このような要求とか動きをするかもしれません。
- 手をつないで散歩して欲しい
- ボール投げして遊んで欲しい
- 美味しいおやつが食べたい
- ぎゅっと抱きしめて欲しい/抱き着いてくる
- 「もう眠いから寝たい」と言う/寝てしまう
- 楽しそうにピョンピョン跳ね飛ぶ
- いきなり元氣にどこかへ走り去る
- 可愛い服に着替えたい
などなど、可愛い純真で素直な子供らしい要求が出されるでしょう。
あなたはインナーチャイルドの要求通りに、イメージの世界の中で優しく笑顔で楽しく行い、願いを叶えてあげてください。
そして「もうこれからは、(成長した今の自分と)共に、(本当に望んでいる)明るく豊かで幸せな日々を見据えて共に過ごしていこう!」とインナーチャイルドに伝えましょう。
余談になりますが、真の自己愛ができると、本当の自分の「芯」「軸」が出来て『根拠のない自信』と勇気が湧いてきます。
自分を愛し、自分の味方/よき理解者になることは、『宇宙で最強の真の不動のパートナーを得た』とも言えるでしょう。
『自己愛』と言うと、ナルシストや自己中で傲慢、横柄でワガママし放題、自意識過剰などをイメージするかもしれませんが、その様な自分勝手な自分軸のことではありません。
『自己愛』とは、自分の全てを受け入れて、自尊心を持ち自分自身を労い感謝することです。
そうすると、周囲とも調和のとれる豊かで落ち着いた自分軸/中心軸が定着します。
他者を大切にして感謝や祝福するのと同様に、日々生きている自分自身にこそ、無条件で大切にし、感謝と祝福することを忘れないで頂きたいものです。
更に、自分自身の身体は、60兆個以上の細胞などから成り立っています。
寝る前にそれらの細胞に、一日の感謝を伝えることで細胞たちは、とっても喜びます。
『すべての細胞さん達、本当に一日中、ご苦労様でした。ありがとうございます。わたしはもう寝ますが、心臓さん、肺さん、血液さん、皮膚さん達、この後もよろしくね。24時間休みなく働いて下さって本当にありがとうございます。感謝しています。』
自分に感謝することは、エゴが大人しくなり本来の自分と一致したり、開運できたり、と、様々な嬉しい変容が得られます。自分自身に『ありがとう』と愛をお忘れなくです。
さっきまで、辛く悲しんで泣いていたインナーチャイルドの顔が、パッと明るくなり瞳が輝いて笑顔になると、癒しが上手く行われています。
過去の出来事が、単なる“思い込み”であって、誤解が解けた時は、「え~、なぁーんだ、そうだったのかー!」と、スッキリ軽くなるでしょう。
また、親の辛い気持ちなどを理解し、和解できることもあります。
インナーチャイルドと触れ合いながら癒しが進みますと、インナーチャイルドから暖かい感覚のようなものを、自分のハートで感じられたりします。ホッとし安堵感で落ち着いた時が、今のあなたとインナーチャイルドのあなたが繋がった/統合できた瞬間です。インナーチャイルドが嫌がらなければ、ぎゅっと抱きしめましょう。
大人のあなたが「もし生まれ変わっても、また、この親の元に生まれたい」、「この兄弟姉妹/友達/先生と出会いたい」「この人生で、出会えて良かった!ありがとう」等と心から思えたら、癒しは完了していると言えるでしょう。
④最後に、自分の行動を変える決断をしましょう。
インナーチャイルドを癒した後に、後一つだけすることが残されています。
思考やイメージなどだけではなく、自分の行動も変えていきましょう。
インナーチャイルドの本当の望みを元にして、今後、大人として相応しいどのような行動を選択するのかを決めます。
例えば「今までは悲しみからイライラしていた場面」で、ストレッチをして氣分転換するなど、「こうしたい、こう生きて行きたい」と思う別の行動を選択することが大切です。
それが、インナーチャイルドを癒して、自由に自分の望む人生を歩み始めることになります。
インナーチャイルドを癒すデメリット
悩みや問題の原因は、ほとんど幼い頃につくられますが、あまりにも辛すぎると、心の防衛本能が働き、忘れさせる/蓋をする 場合があります。
インナーチャイルドの癒しにはメリットも多いですが、辛い記憶と向き合う必要があり心の負担が大きくなるのです。
あなたは、悩みや問題を解決したい時、その原因を知って解決したいor知らないまま解決したい、のどちらでしょうか?
相談者さまは、原因として思い当たることがおありでも「忘れてしまいたい/誰にも話したくない/知られたくない事なのに、わざわざ言わなきゃイケナイの?」と、戸惑うかもしれませんね。
あるいは、相談者さまが幼過ぎて記憶になく、全く心当たりがないかもしれませんね?
大抵の経験豊富なカウンセラーやヒーラー等は、相談者さまが何も話されなくても根本原因を察知して、その内容を伝えずに解放するテクニックをお持ちです。
なので、原因を相談者さまから探ろうとしないで、問題解決に導く場合があります。
そのメリットは、過去の嫌な記憶などを相談者さまが思い出す必要はないので、再度お心を傷つけないことと、その記憶に関するネガティブな感情を強化せずに済むことです。
ところが、そうしますと以下の様に、お客様にデメリットが生じる場合があります。
- カウンセラー/ヒーラーが、感じ取った原因を間違った/勘違いした、ままでセッションを進めてしまい、全く違う方向へセッションが進み解決に至らない。
- 相談者様が楽に解決できるのは良い反面、ご本人にとっては一体何が、どう解決したのかが解らないままとなる。
それはまるで、あなたの長年着ていい忘れてしまっているタンスの奥の服(=原因)を、あなたの留守中(=知らない間)に、家族の誰か(=カウンセラー/ヒーラー)が処分した(解放や浄化をした)ことに、氣付いていないような感覚に近いかもしれません。
この世の物質世界では、『原因と結果の法則』があります。
過去に何かしらの原因があって、その結果が現在に起きています。
もし、人が、魂の成長を目的としてこの世に生まれてきているとしたら、
『その過去の出来事(原因)から何を学び、今後にどう改善し活かすのか?』を知ることは、重要なことかもしれません。
もちろん、以下の様なお考えの方を否定しておりませんので、誤解なさらないで下さい。
「原因を知らなくてもいいから、とにかくこの苦しい現状から抜け出したい!」
「潜在意識の中に原因は多数あるから、原因なんか氣にしない」
「原因そのものをごっそり浄化/削除すれば再発しないだろうから、原因を知らなくていい」
「自分由来ではなく他から来ているような原因には、興味が無い」・・・など
氣付きや学びを得なくても、ひとまず現状から抜け出すことは、一時的には解決となるでしょう。
ですが、学びや氣付きを得ていないので、またいつか新たに、似たような原因をつくり、似た/同じような結果/問題を引き起こしてしまう可能性も残ります。
その点を踏まえて頂き、当セッションでは、「原因を知らないままで、一旦解決したい」
または「原因を知って学びを得ながら解決し二度と同じことを繰り返したくない」、のどちらかの選択は、ご相談者様の自由でございます。
ご自身によるインナーチャイルドの癒しに、辛さ・無理・限界を感じられましたら
お気軽に、お問い合わせ&セッションのお申込みを、お待ちしております。